シブかった...日川のチビ岩魚 フライフィッシング釣行2020年9月下旬

禁漁が迫り来る、9月下旬。

少しでも多く川に行かなっくちゃ!の思いからGoogle Mapで行き先調査と暇さえあればフライを巻く今日この頃。

Google Mapとニラめっこし、行ったことのない川を探すのだが、もしも残念な事になったらどうしよう、と勇気が湧かずして勝手知ったるいつもの日川に決めた。

そうそう、大好きな日川。

きっと可愛い子達に逢えるはず。

今回は恋女房も同行だ。

自宅から約1時間半の道のりを、途中の談合坂SAに寄って朝ごはんを食べながらゆっくりと日川に向かった。

週末の日川はさすがにシブいのであります

普段は週末に川に行くことは避けているのだが、禁漁間近と女房の都合もあって来たわけである。

久しぶりに夫婦揃って休日を過ごせるわけだし、フライフィッシングはソコソコでいいよねと自分に言い聞かせてきた。

釣れなくたって、いいよ別に。

ホントにいいの?釣れなくて?

色んな話しながらドライブしてさ、美味しいものでも食べて来ようよ。

といった具合に亭主の鏡のような、自分でも惚れ惚れする男の余裕を持って、川に入った。

ホントにいいの?釣れなくて?

高山荘を過ぎ、嵯峨塩館が近くにつれ、ほぼ等間隔で入渓ポイントに車が停まっている。

やっぱりね。

分かっていましたよ。

朝もゆっくり出発したしね、先客様がいらっしゃって当然だよ。

まだ、男の余裕はキープしている。

いいの、いいの。

ホントにいいの?釣れなくて?

やがて、よく入渓するポイントに到着。

あれ?車停まってないよ。

ラッキー!

じゃ、ここにしよう。

ここは結構平坦な入渓ポイントだから、女房も安全、安心に入れる。

さてと、ちょっぴり水は多いけど、いつもの素晴らしい渓相だ。

気温22度、水温16度。

#16アダムスパラシュートにパイロットフライを命じて、釣り始める。

良いポイントの連続。

フライも良いポイントに落ちる。

あら?あれ?

いつもなら絶対に出てくるはずなのに。

振れど登れど、反応全くなし。

反応くらいあってよ。

足元を見れば、ついさっき歩きました的な他の人の足跡。

あぁ、ここもすでに通過されているのね。

いいんだよ、分かってたことじゃないか。

この辺りから、男の余裕が崩れ始める。

ホントにいいの?釣れなくて?

いやだ!釣りたい!

さぁー、スイッチ入っちゃったよ。

もぅ、こーなったら本気モードだわ。

途中、本流の脇に流れる小さな小さな流れ。

他の人が絶対振らないところ。

もぅ、ここしかない。

頼む!居ておくれ!

木の陰から、そぉーとフライを落とす。

一発目。

ピちゃん!と飛び出してきた!

ほら、居た!

チビっこイワナ。

その後もバラしはしたが、反応良しが続く。

少しほっとした。

やがてその小川もなくなり、再び本流へ。

素晴らしいポイントが続くけど、やっぱり反応なし。

2箇所で門番イワナに速攻走られた。

あぁ、警戒信号全開モードだわ。

これじゃ、出てくれないね。

と、その時、理想的なライン上を流れたフライが吸い込まれるように水中に消えた。

きた!

銀色とピンク色に見えた魚体。

クワン、クワンと川の底へ向かい、ロッドをしならせる。

あっ!!

バレた!

あちゃー!

やっと出てくれたのに。

そろそろ帰る時間。

女房に、あと30分だけやらせてと懇願する。

すでに男の余裕は川に流れ去った。

焦り。

フライを変えに変え、振る度に枝にラインは引っかかるだけ引っかかり、リーダーはぐちゃぐちゃに結ばっちゃう始末。

ダメだこりゃ。

これ以上やると、なんか怪我でもしそうだわ。

帰ろう。

ごめんね、待たせちゃって。

さすがの日川、しかもキャッチ&リリース区間だが、大型連休後だし、週末だし、やっぱりそーゆーことでした。

しかしながら、清らかな空気の中、夫婦で素晴らしい日川で遊ばせてもらったことは良い思い出になります。

男の余裕。。

学ばなければ!

 

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