こんにちは。
いつもご欄いただき、ありがとうございます。
神奈川県における緊急事態宣言解除の見通しもいよいよ高まってきました。
そこで今回は、緊急事態宣言が解除されたら行きたい、登りたい、春から夏にかけての新しい緑に包まれる素晴らしいシーズンを迎える箱根金時山のご紹介をしたいと思います。
金時山ってどんな山?
金時山は、箱根山の西北部に位置する仙石原にそびえる標高1,212mの山になります。
カルデラである箱根山の外輪山の中で一番高い山です。
仙石原から見るその姿は山頂がややとんがった特徴的な形をしているので、高さもさることながら一目であれが金時山か!と分かります。
日本三百名山の一つにもなっていて、その姿が誕生したのは、今から約65万年前だそうでして、繰り返される箱根山の火山活動ののち、現在の姿になったようです。
65万年前って、、気が遠くなるというか、考えつかないというか、想像つかないというか、壮大ですね。
金時山の名前の由来についても調べてみました。
江戸時代前は、特徴的な山頂の形がイノシシの鼻に似ていることから、猪鼻嶽(いのはなだけ)や猪鼻ヶ嶽(いのはながたけ)と呼ばれていたそうです。
まぁ、言われてみれば確かにイノシシの鼻っぽいとは思います。
それが江戸時代になりますと、皆さんご存知の、♪ マーサカリかーついだ、金太郎〜 ♪の歌でおなじみの、金太郎さん、坂田金時さん(金太郎は坂田金時の子供の頃の名前)の出現によって今呼ばれる金時山となったそうです。
坂田金時さんがどのようにからんでいるかと言いますと、出身地がちょうど金時山の裏側付近(今の静岡県駿東郡小山町)であるという伝説に関係しているようです。
ただ、金太郎に関するこの地域の伝説はいろいろとあるようでして、果たしてどれが正解かは謎ですが、そこがまたロマンがオプションされていて、なかなかオツなところでもあります。

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登山としても人気の金時山
比較的に登りやすい山として、老略男女に人気の高い金時山です。
登山ルートとしては、いくつかあるのですが、やはり一番人気のあるのが仙石原ルートになります。
なかでも有名な登山口は、「金時神社入口」、「金時登山口」でして、こちらへのアクセスは、箱根登山線箱根湯本駅より箱根登山バスで約30分で行くことができます。(バス料金:760円)
こちらの登山口から金時山山頂までの登山にかかる時間は登山初心者の方でも休み休みで約2時間半程度です。
お弁当を持って、ランチタイムを金時山山頂で過ごす方が多いようです。
山頂には金時茶屋という古くからあるお茶屋さんもありますので、軽食や飲み物なども調達可能です。
素晴らしい景色と綺麗な空気を楽しみながら食べるお昼ご飯は格別ですよね!
お天気の良い日には山頂から、西側から南東側にかけて富士山、愛鷹山、南アルプス、駿河湾、金時山より箱根峠方面へ伸びる古期外輪山、箱根山最高峰である中央火口丘の神山とそのすそのに煙をあげる大涌谷が望見でき、正面のカルデラ内には芦ノ湖や仙石原高原を望むことができます。
地図で確認する金時山
まとめ
今回は、緊急事態宣言が解除されたら行きたい、箱根金時山と題しまして、これからトップシーズンを迎える金時山のことをご紹介させていただきました。
下から見上げるもよし、登ってみるのもよし、いろいろな金時山を是非お楽しみくださいね。
機会がありましたら是非一度、箱根金時山に足を運んでみてください。
金太郎さんに会えるかもしれませんよ!
全国的な緊急事態宣言が一日も早く解除されることを心から願いますが、解除の際には同時に再度困難な状況にならないよう、最善の注意をはらって、箱根金時山をお楽しみいただけましたらと思います。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。