テレビやインターネットなどで、
「キャンプではなくグランピングを楽しんでいる」
という芸能人や著名人をよく見かけるようになりました。
それと同時に、
「グランピングはキャンプじゃない」
「グランピングも自然を楽しむからキャンプだ」
そんなやりとりを目にする機会も……。
そんなグランピング。
一般的なキャンプでは、寝ている時に足腰が痛くなったり、そもそもテントの設営が大変だったり……という私たち、アラフィフ世代が大注目しています。
まだグランピングの魅力を知らない方のために、気になる中身をたしかめてみましょう。
グランピングって何をするの?
グランピングの説明をする前に、そもそもグランピングの意味をご存じでしょうか?
グランピングという言葉のなりたちは、豪華を表すグラマラスと、キャンピングを合わせた造語です。
豪華なキャンプ=グランピング。
となると、どのくらい豪華なのかが気になりますよね。
グランピングの大きな特徴に、面倒な準備の必要なく、現地で極上な体験ができる点にあります。必要なアイテムは、すべて施設内にありますので、必要最低限の荷物で出かけしましょう。
グループごとに用意された、テント代わりのグランピング施設の中には、ベッドやソファー、お風呂などがあり、快適なキャンプ生活が約束済み。
それだけではホテルと変わりありませんが、そこはグランピング施設。
すべて準備済みで始められる高級肉のバーベキュー、ハンモックや森林散歩でのリラックス、時には車で近隣の観光施設へお出かけなど、自由な過ごし方ができます。
朝食や昼食に、地元有名店の食事や、シェフの料理を食べられる施設も多いですね。
「キャンプは疲れるから嫌だ……」
そんな常識を覆し、森の中でラグジュアリーな時間を過ごせるのが。グランピングの魅力です。
グランピングに必要な料金は?
とにかく楽に、美味しいとこどりできるグランピング。
となれば、気になるのが料金です。
贅沢な時間を提供してくれるグランピングの費用相場は、大人一人あたり15,000円~30,000円となっています。
「ホテルの宿泊料金と、あまり変わらない」
と言うのが、正直な感想ではないでしょうか?
高級ホテルのようなおもてなしはありませんが、その分とことん自然を満喫できる、バーベキューや焚火、天体観測、森の空気をいっぱいに吸い込みながらのんびり入浴など、ここでしか味わえない時間が、たくさん待っています。
いつもの旅行に飽きたら、グランピングに挑戦してみましょう。
・グランピングに持っていきたいもの
着るもの、食べるもの、自然を楽しむもの。
さまざまな用意があるグランピングですが、持参した方が良いものもあります。
基本の着替えやタオル、歯ブラシなどの日用品以外で、
「持っていて良かった!」
と思えるアイテムを、事前にたしかめておきましょう。
『上に羽織るもの』
暑い時期に出かけることが多いグランピングですが、山にある施設が多いこともあり、夜は冷え込むことも……、着慣れた防寒着を1着用意しておきましょう。
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『虫よけ・日焼け止め』
グランピング施設とはいえ、やはり虫は出ます。
紫外線も降り注ぎますので、虫除けと山用の日焼け止めを持参するのがおすすめです。
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『レインコートやポンチョ』
山の天気は変わりやすいため、レインコートやポンチョを持っていくと安心です。
折り畳み傘は、片手が使えず歩きにくいため、レインコートやポンチョなど、着るタイプの雨具を選びましょう。
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グランピングがアラフィフ世代に人気の理由
グランピングを楽しんでいる人のブログや口コミを見ていると、アラフィフ世代もしくは結婚前の若い世代が多いことが分かります。
この世代は、比較的自分のためにお金を使いやすいこともあり、家族連れの多いキャンプ場を離れ、グランピング施設を選んでいるようです。
また、アラフィフ世代は心に余裕があるため、スケジュールを詰め込み過ぎないグランピングスタイルは、とことんリラックスできる一時になります。
また、新しいもの好きの世代なので、
「やっぱり、あっちの方が良かった……」
と文句を言うことなく、新鮮な体験を楽しみ尽くせるでしょう。
アラフィフ世代を過ぎると、年齢的に移動がつらくなったり、孫が生まれ夫婦二人だけで出かけたり、という時間が再び少なくなります。
これから、グランピングデビューをするなら、時間とお金に余裕のある、アラフィフからがおすすめです。
グランピングはコロナ禍の旅行にも最適!
コロナ禍の中、旅行や県外への移動を控えている方が多いと思いますが、グランピングはこの時期の出かけ先に最適。
基本的に貸し切りのグランピング施設で過ごすため、他の人との接触がありません。
料理も、食事会場ではなく施設でのバーベキューやお部屋へ届けてくれるシステムのため、安全です。
グランピング先へは、車で出かける方がほとんどですので、電車の中で感染するリスクもありません。
「外出や外食を控え過ぎて、ストレスが溜まっている……」
という方には、グランピングという過ごし方がベストです。
「キャンプも同じじゃないの?」
そう考えるかもしれませんが、2020年8月の県内キャンプ施設に絞り、予約状況を見てみると、ほとんどが予約でいっぱいに……。
県外から訪れる人も多く、すでに幅広いナンバーの車が集まっているという話です。
これでは、いくらキャンプであっても、人との接触は避けられませんよね。
自分の身を守りながら、のんびり旅行がしたい方は、グランピング施設を検索してみましょう。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。