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緊急事態宣言解除で行きたい!こっそり教える小さな箱根の観光スポット。

こんにちは。
いつもご欄いただき、ありがとうございます。

現在は、緊急事態宣言の発令を受け、皆さんもステイホームを心がけた自粛モードにご協力中だと思います。

国民全体の力を合わせた効果も日に日に見え始め、既に一部では緊急事態宣言が解除された地域もありますね。

箱根の所在する神奈川県もあと一息で、緊急事態宣言が解除となる可能性が高まってきました。

そこで今回は、緊急事態宣言が解除されたら行きたいと思っていただけそうな、箱根の観光スポットを独自の視点からご紹介させていただきたいと思います。

それは、私の好きな箱根の小さな一場面であり、過去の雑誌やメディアでおそらくは取り上げられたことのあまり無い小さなスポットです。

小さな箱根の観光スポットは須雲川です

歴史によりますと、江戸時代、東海道五十三次を巡る街道には、旅人への配慮も含め、ある一定の距離間で集落を形成する決まりがあったそうです。

現代で言う、高速道路のサービスエリアといったところでしょうか。

箱根湯本から三島へ通づる箱根旧街道で最初に位置する集落がこの須雲川になります。

箱根新道の須雲川インターを降り、箱根旧街道に左折してからおよそ100メートルほどの距離に小さな消防署を含め10軒ほどの家屋が並んでいます。

この集落の横に、集落の名前にもなっている、須雲川という清流が流れています。

三島峠にほど近い山頂を源流として、箱根旧街道に沿って流れる川でして、箱根湯本の温泉街付近で仙石原方面から流れてくる早川と合流しています。

私はこの須雲川集落付近を流れる須雲川が大好きなのであります。

特に何があるというわけではないのですが、岩に腰掛け、美しい水が流れる川のせせらぎを聞きながら緑あふれる山々の風景と香りに包まれる何とも言えない贅沢な空間で時間を過ごすことが至福のひと時なのであります。

時には読書をし、時には釣りをして、お弁当持参でこの場所で過ごしています。

年間で30回から40回くらいは訪れていると思います。

一つの場所に通い続けると、四季折々の変化に敏感に気づくことができるようになり、行くたびに違った楽しみを得ることができることも面白みの一つです。

須雲川には、清流を好むサワガニやヤマメが生息しています。

地元のご老人から聞いた話ですと、その昔から須雲川は知る人ぞ知るヤマメの宝庫だったそうで、集落の人々の大切な食料源のひとつだったそうです。

川辺には、おそらく夜川の水を飲みに来たシカやイノシシの足跡とフンもちらほら確認できます。

須雲川集落のひとつ上にある畑宿集落付近では、近年ツキノワグマの足跡も発見されているそうで、丹沢方面から大観山周辺に移動してきた可能性があるとのことです。

さすがにツキノワグマさんにはお会いしたくはないですね。

須雲川に生息するヤマメ

須雲川へのアクセス

地図

バス

箱根湯本駅から、箱根登山バス上畑宿行きに乗って、須雲川停留場で下車。
所要時間14分、料金340円(大人)です。

徒歩

箱根湯本駅から約1時間です。

注意点

  • 須雲川集落にはコンビニや自動販売機などはありませんので、飲み物、食べ物は事前にお持ちください。
  • 須雲川集落には駐車スペースがありませんので、自家用車でのアクセスはおすすめいたしません。

公共トイレ

  • 須雲川集落の少し先に鎖雲寺というお寺があり、その付近に公共トイレがあります。

まとめ

今回は、緊急事態宣言が解除されたら行きたい小さな箱根の観光スポットと題しまして、私の大好きな須雲川集落付近を流れる須雲川をご紹介させていただきました。

箱根には既に皆さんもご存知であろう、様々な観光スポットがありますが、普段通り過ごしてしまうような小さな場所に、まだまだ素敵なスポットがこうしてあります。

機会がありましたら是非一度、須雲川に足を運んでみてください。

全国的な緊急事態宣言が一日も早く解除されることを心から願いますが、同時に再度困難な状況にならないよう、最善の注意をはらって、箱根をお楽しみいただけましたらと思います。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

-箱根ネタ

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